ドーシャでみる心のありよう4 頑固さを溶かす

「頑固さを溶かす 潜在意識へのこころみ」
人は年をとると頑固になる、などというけれどそんなものでしょうか。頑なになるとはどういうことなのでしょう。
アーユルヴェーダにはドーシャ理論というものがあり、ドーシャとは三つの生命エネルギーのことをいうのですが、その生命エネルギーの量・バランスによって、人の体質や性格などが決まってくる、と言われます。
ドーシャ とは?
アーユルヴェーダのドーシャでカパというドーシャがありまして、
水を象徴とする生命エネルギーです。
停滞性とか固定性という性質がありますので、この要素が強い人は頑固である、と言われます。
カパの要素が強いと、あまり変化が好きではない。一度気に入ったものを変えたくないというような傾向があるようです。
また、火を象徴とする生命エネルギーのピッタというドーシャは、自分という意識が強くこだわりがあり、完璧主義の傾向がありますので、
ある特定のこだわりには、梃子でも動かぬという人がピッタ体質には
おられるかもしれません。これも頑固といえば頑固かもしれません。(^^)
つまり、ピッタとカパの要素をもつ人は、頑固の傾向が強い…かもしれません!
ところで、年をとっての頑固さのほうはそれとは別に、
物事に対する柔軟性の欠如という気がします。
チャレンジとか相応の対処とかそういったものが
当然年をとるにつれて圧倒的に数が少なくなります。
やってみよう!できた!
↓
やってみる!失敗した!
↓
まあいいや、今回みないふり
↓
できません!拒否!
・・・という風に何十年かのうちに変遷してしまうということもあります。人から言われたアドバイスや、変えたほうがいいとうすうすわかっている癖などは、頭から否定するのではなく、ほんの少しでいいから
10分の1とか 100分の1でもいいのです。
例えばウォーキングするのに、家の周り5分でもいいのです。
自分のできるように少しアレンジしてみるのでも良いではないですか。
私もこうみえて頑固なところがあるようですが、
でも、本来表現が下手であって、随分と「意思が通じない」苦労をしょいながら、
こんなにもいろいろな方とお仕事を通じてお付き合いさせていただき、
SNSやブログ発信などもしているところを見ていただければおわかりのように
苦手分野への努力を、我ながら相当頑張っております。(笑)
とにかく実行してみること。そこから自分自身の意識に何か変化が生まれるのです。
意識に変化、といえばもうひとつ。潜在意識に何か強く刷り込まれているケースも非常にあります。
その場合は、石やアロマや音など、意識にダイレクトにアプローチするようなものを
取り入れてみるのも一考です。
私は先日バッチフラワーレメディーをいただいて、
試してみました。ネガティブな意識を取り除くというものでしたが、なんとなーくいやな感情が薄らいてくるような、ネガティブな気持ちがわかないとうような、そんな感じ。
かすかな反応です。かすかですが、実はとても強いです。
エッセンシャルオイルの香りもそうですが、効果はかすかにそこはかとなくきます。
なんでそんなことにこだわるの?といわれるようなこだわりや意識の癖。
大なり小なり人はもっています。理屈ではありません。過去の悲しみや傷のトラウマによるもので、それが、その人がもつ潜在意識への刷り込みなのでしょう。
理屈で左右できるものではありません。思考を作っている潜在意識に働きかける、
もっと微細なエネルギーの 音、香り、色などの助けが必要です。一度試してみるのもいいかもしれません。
自分の内面に向きあうことが癒しの道の第一歩なのです。
ご参考過去投稿
ドーシャで見るこころのありよう1
ドーシャで見るこころのありよう2
ドーシャで見るこころのありよう3