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「言玉のほほえみ2019年夏号」に投稿させていただきました。

だんだん暑さが増してきました。汗が気持ちよく感じられるようでしたら、体調はまずまず・・・ですね。そうでない方は・・・、あせ、かきましょうね!夏が来る前に。クーラー地獄になる前にやっておかないと、です。

さて、この度も砺波洋子事務所発行「言玉のほほえみ2019年夏号」に投稿させていただきました。心と体の相関関係を、自分観察で感じてみる。一人ひとり違う。あなた、という世界にただ一人の人間の、心と体を知るには、あなたの自己観察が頼りです。

アーユルヴェーダで心を見つめる
程よくあること」

自分でコントロールできない複雑な「ココロ」は、その時々でいろいろな顔を見せます。鬱々としたり、イライラしたり、心配したり、心は嵐のようです。アーユルヴェーダでは、悩みがあると消化力を低下させ、身体にアーマを生じるとします。

アーマとは未消化物という意味で、胃腸内だけでなく組織内にも及び、臓器の働きなどを阻害します。疲れやすい、便秘がち、味があまりしない、体が重く感じる。これら当てはまる方は、おそらく体内にアーマがあります。仕事が忙しくて食事が不規則、ストレスでついたくさん食べてしまう、脂っこいもの、甘いものをよく食べる、お腹がすいてなくても時間が来たら食べる、などの食習慣はアーマの原因になります。

消化できずに体内に溜まったアーマは、 スロータスと呼ばれる経路を詰まらせて、血液や汗や尿 などと同様に気の流れも閉塞してしまいます。そのため、物忘れや思考がスムーズに働かなくなるのです。認知症もこれに関連するといわれています。

最近よく聞かれる終末糖化産物「AGEs」は、糖尿病や脳血管障害、心筋梗塞などの原因といわれていますが、まさにアーマという概念はこのAGEsと同等のものであるということが論文で発表されています。伝統医学の知恵は、現代に証明されているように思います。食べ過ぎと心の乱れの悪循環を止めるには、「程々にすること」です。

いきなり絶食 するなど極端な方向に走らずに、食事を今の6~7割程度に控え、菓子やお酒やたばこなどの嗜好品も楽しみつつ 回数を減らし、自己観察を続けます。まずは1 ヶ月位のスパンで試してみてはいかがでしょうか?「良いこと もいきなり始めず、悪いこともいきなり止めるな」というのは、身体の慣れを考慮しなければいけないからです。

変えるという行為は、たとえそれがほんの僅かであっても方向を変えるのですから「行く先」が変わります。自分の欲求をだましながら、改善の矛先へ導いていくやり方は、思いのほか実現可能です。

この梅雨の時期は、食欲も落ちて疲れやすい季節です。消化しやすい温かい食事を摂るようにしてください。「程々にすること」は、 普段自分は何をどれくらい食べ、どう感じ、どこに向かっているのか、ぼんやりとした「自分」が見えてきます。

その自分との出会いから「自己治療」を始めてみてください。きっと思わぬ発見があるはずです。

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